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[
ひとし君]
うー腹いた。さっき食った玉子、いたんでたンやろか?
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[
ココニ]
今回も電車内のハナシね。ドアから外眺めるようにハタチそこそこのあんちゃんが立ってたの。
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[
ひとし君]
・・・そのハナシ早よ終わる?ちょとトイレに・・・
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[
ココニ]
で、そのあんちゃんの真後ろに、婆ちゃんがひとり。そのあんちゃんの背中に向かって何やらブツクサ、説教まくし立ててンのよ。
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[
ひとし君]
・・・あたたたー、いっぺんそのハナシ、止められへん?
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[
ココニ]
無理だね。婆ちゃん、こんなトコでお孫さんにお小言かい?って風に見えたの。あんちゃんは全然婆ちゃんに返事せんでシカト。うっせェなぁって感じ?
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[
ひとし君]
(無理って・・・!こんガキいつかギューいわせたるチクショー)
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[
ココニ]
んで、電車ガタゴト走って、駅に着いたさ。ドア開いて、あんちゃん降りたよ。でも
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[
ココニ]
婆ちゃんは降りずに、ドア閉って発車。てっきり孫に小言くれてるンだと思ったら、まるっきりアカの他人だったw
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[
ひとし君]
(あがががががが・・・)
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[
ココニ]
あんちゃんいなくなって、婆ちゃん静かになったんだけどね・・・って話聞いてる?
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[
ひとし君]
こんアホンダラーっ!ど畜生ーっ!(脱兎)
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[
ココニ]
ひとし君、脂汗かいてたけど。どうしたんでしょうね? (つづく)